2010年7月アーカイブ

本当のエコカー

| トラックバック(0)
日本メーカーのタイ工場で生産されたリッター26kmの「エコカー」が発売されたので見に行った。
ドアを開けた時に車内から放たれる新車の匂いにかつてわが家で買ったコンパクトカーを思い出した。
次は本当に電気自動車なんじゃないかと思っているところで、実車を見ても心おどることもなかったので試乗もせず店員の話を聞いて帰ってきたけど、往復の交通手段は自転車だ。これが本当のエコカーだ。

土曜日の折込チラシに980円の扇風機が出ていたかと思うと、別のチェーン店で430円のものが5台限りで出ていたので、買ってきた。しかも、980円のほうの店に行くには車だが、430円のほうの店には徒歩で行ける。扇風機の消費電力は40Wくらいだそうだが、エアコンに比べて小さい。ガソリンを燃やしてCO2を出さなかった買い物に満足した。

ところで、高速道路の無料化実験のために渋滞が増えたと聞く。アイドリングストップでもなければ大気汚染と温暖化と二酸化炭素の排出を増やすばかりだ。そんな中エコカー補助金は9月で終了とのことで結構なことだ。大してエコでもない車に税金を使うなんて愚かしい。本当のエコカーはガソリンを使わないのだ。プリウスのように極端に燃費がいい車を使うか、そもそも車を走らせないことが一番エコなのだ。
もし日本が本気でCO2削減に取り組みたいならガソリン消費の絶対値を下げなければいけない。なにしろ排出源として最も大きな割合を占めているのだから。そのためにはガソリン税を上げて1リットルが1000円くらいで買えるようにする。車の利用者からみると、これはプリウスの燃費であれば同じ距離に鉄道運賃3人分と同じ料金を支払うことになるので、エネルギーの浪費と利便性を真剣に考えて交通手段を選択することになるだろう。その代り自動車税や重量税、取得税などは全部タダにする。高速道路もタダにする。ガソリン車のCO2排出の多少はすべてガソリンの絶対消費量に比例するのでこれでよいのだ。
こうするとどうなるか。どんなに燃費の悪いデカイ車を買うのも自由になる。燃費の悪い車であっても走らせずに飾っておけばガソリンを食わないので維持費は小さくて済む。高速道路がタダだとみんなが利用して渋滞するというが、心配ない。渋滞すればガソリンを大量に消費するので高価なガソリンでは元が取れなくなるので高速道路を使わなくなるだろう。
燃費の悪い車が締め出された高速道路は、電気自動車や超低燃費の車、軽油を使うバス・トラックにとって有益なインフラになるにちがいない。



このアーカイブについて

このページには、2010年7月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2010年6月です。

次のアーカイブは2010年8月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ